マテリアルリサイクルした素材のアイテムでSDGｓ活動を

リサイクルの方法には3つのやり方がある

エコイスト風呂敷は、廃棄処分になったペットボトルなどのプラスチックゴミを
用いた繊維で作られているエコイストによる風呂敷の総称です。

現代では、レジ袋の有料化やプラ製スプーン・フォーク・ストローなどの
提供を有料化するなどいろいろな取り組みが行われていて、プラスチックの使用を
ゼロにすることを世界レベルで課題に挙げてています。

ちなみに、割りばしなどもマイ箸や使い捨てではない箸を使うなど、
ゴミの量を減らす取り組みが進んでいますが、プラゴミはそれ以上に
種類や数が多いのでゼロにすることが大変です。

ちなみに、リサイクルにはマテリアル・ケミカル・サーマルの3種類があることをご存知でしょうか。

マテリアルリサイクルは、使用済みのスチール缶を溶かして新しいスチール缶を作る手法です。
ケミカルリサイクルは、使用済みのものを化学的に分解して材料を作る手法で、
プラスチックを熱分解してからガスとして再利用するやり方などがあります。

サーマルリサイクルは温水プールなどのように、ゴミを燃やして発生する熱を
エネルギーとして活用するやり方です。このようなことから、エコイスト風呂敷は
マテリアルリサイクルにより生成されるものだと分かるのではないでしょうか。

 

そもそもSDGｓとは？

エコイスト風呂敷はマテリアル手法で作り出された風呂敷ですが、ペットボトルには
カスケードリサイクルや水平リサイクルなどの2つの種類に分類されるといいます。

カスケードは、プラスチックを細かく砕いて樹脂材料として活用する方法で
エコイスト風呂敷はカスケードに相当します。

水平リサイクルはボトルtoボトルとも呼ばれるやり方で、古いペットボトルから新しいものを作る手法です。

地球温暖化を防ぐための取り組みの一つとしてSDGｓ活動がありますが、
そもそもSDGsとはどのような意味を持つのか分からない人も多いのではないでしょうか。

これは持続可能な開発目標を英語にした時の略語で、貧困・気候変動における
自然災害・紛争・感染症など人類が直面していると考えられる課題から、
2030年までの中で世界が達成しなければならない目標で、SDGsには17の目標があります。

目標12には作る責任使う責任、目標13は気候変動に具体的な対策を行うこと、
目標14には海の豊かさを守るなどになるのですが、このようなSDGｓ活動は
地球温暖化を防ぐために欠かせないものですし、ここで取り上げている
エコイスト風呂敷にも関係していることになるのではないでしょうか。